科目名
(英訳)
電気回路
Electric Circuits
標準履修年次 2 単位数 1.5
科目番号 開設曜時限 実施学期 担当教官名 研究室 電話
FF15111木5春学期蓮沼 隆3F6125367

授業概要

今日のエレクトロニクスを理解する上で大前提となる線形受動の電気回路について講義する。初めに抵抗RやインダクタンスL、キャパシタンスC、電源等の回路素子を紹介した後、電圧と電流の関係を与えるキルヒホッフの法則に触れる。次に正弦波交流の取扱いに複素電圧・電流法を導入し、RLCのインピーダンス・アドミタンス表記を学習する。これらを用いて交流電力計算を行うと共に、各種実用回路を例にその電圧電流特性を解析する。続いて行列式を使った回路網の計算と、その基礎となる回路網の定理について考える。最後に回路を入力端子2本、出力端子2本からなる1つのブロック(4端子回路)と考え、それを基本単位とした回路の接続を行列にて表記してみる。なお教科書の例題と演習問題は授業内で随時解いていく。

授業内容

1. 電気回路の基礎(回路素子、電源、キルヒホッフの法則)
2. 正弦波交流回路(複素表示、インピーダンス、電力、共振回路、相互誘導回路、ブリッジ回路、フィルタ回路)
3. 回路網(行列計算、重ねの定理、鳳-テブナンの定理)
4. 4端子回路(Z行列、Y行列、F行列)

成績評価規準

筆記試験(期末のみ)の成績および授業への出席状況から総合的に評価する。

試験日程予定

学期末試験期間中の当該授業の曜日・時限で行う(変更する場合は授業内で告知する)。

教科書

「電気回路論」 平山博/大附辰夫 著 電気学会

学習上の注意

高校の物理でも電気回路の基礎は学習するが、交流波形を扱う上で複素表示は有用であり、回路網の計算には行列が便利である。よって必要があれば数学における複素数と行列の基本概念を復習しておくこと。

履修上の注意

平成24年度以前入学者には「電気回路」と「アナログ電子回路」を併せて「電子回路」に読み替える。