科目名
(英訳)
量子力学II
Quantum Mechanics II
標準履修年次 3 単位数 3.0
科目番号 開設曜時限 実施学期 担当教官名 研究室 電話
FF25011 (応用物理)月2・金4秋学期小林伸彦3F7035123
FF35011 (電子・量子工学)

授業概要

量子力学 I の続きとして量子力学の基礎的な事項および簡単な応用を学びます。

授業内容

量子力学 I では一粒子の (時間に依存しない) シュレディンガー方程式が正確に解ける場合を学びましたが、この II では、その延長としての基礎的事項だけでなく、量子力学がどのように応用されるかにも重点をおきます。

1. 量子力学の線形代数的理解
1-1. 状態ベクトルと行列表現
1-2. 調和振動子の代数的取り扱い
1-3. 一般化された角運動量

2. 系の時間発展

3. 近似法
3-1. 縮退のない場合の摂動論
3-2. 縮退のある場合の摂動論
3-3. 変分法

4. 簡単な応用や発展的内容など
簡単なモデル系への応用、対称性、電磁場中の電子の問題、2粒子系の問題などから、適宜取捨選択して扱います。

成績評価規準

中間試験、期末試験と演習による総合評価。

試験日程予定

期末試験は標準試験期間に、中間試験は12月に予定しています。

教科書

量子力学 I でも使用した
「量子力学I(改訂版)」小出昭一郎 著、裳華房(2,600円 + 税)または
「物理学基礎シリーズ 量子力学」戸嶋信幸 著、理工図書(3,200円 + 税)
を用意しておくとよいでしょう。

学習上の注意

量子力学を理解するためには、予習・復習、特に復習は必須です。自ら問題を解いて考え、量子力学的な直感を身につけることが重要です。

履修上の注意

量子力学 I は履修済であることを前提とします。その他 1, 2 年生で学んだ数学、物理の理解も必要ですが、とりわけ線形代数の知識は必須です。