科目名
(英訳)
固体物理学A
Solid State Physics A
標準履修年次 3 単位数 1.5
科目番号 開設曜時限 実施学期 担当教官名 研究室 電話
FF25031 (応用物理)月2春学期重川秀実3F4125276
FF35031 (電子・量子工学)

授業概要

この講義では、原子の集合体としての固体が示す様々な性質をミクロな立場から理解するための考え方を学ぶ。半導体物性、磁性あるいは超伝導といった固体が示す多彩な性質のみならず、電子/光デバイスといった応用上重要な素子の原理を理解するうえでの基礎となる学問である。

授業内容

固体物理では、固体の性質をミクロな立場から理解するための基礎を学び、原子が規則的に配列した結晶の幾何学的性質(対称性)から物理的性質がどのように導かれるかを
理解することを目的とする。
固体物理学Aでは、結晶構造、逆格子の概念と波の回折、格子振動と格子比熱などについて講義を行うが、なるべく問題演習を多く取り入れる予定である。
その後、固体物理学Bにおいて、固体中の電子状態の基礎理論であるエネルギーバンド構造を学び、それに基づいて半導体および金属の電気伝導や磁性、熱物性などを統一的に理解する。

成績評価規準

出席およびレポートからなる平常点と定期試験。

試験日程予定

春学期期末試験:試験期間中の講義日
中間試験については連絡する。

教科書

「キッテル固体物理学入門」第8版
Charles Kittel著、宇野良清、津屋昇、他訳、丸善。
基本的に教科書に沿った講義を行う。

学習上の注意

予習/復習に十分な時間をかけて固体物理学の基本的な考え方に慣れることが重要である。

履修上の注意

同時期に開講される量子力学、統計力学についての理解は、固体物理の学習に不可欠である。平成24年度以前入学者には「固体物理学A・B」を併せて「固体物理学Ⅰ」に読み替える。