Vol.2 東 史弥
応用理工学類卒業
数理物質科学研究科修了
株式会社日立製作所

私が筑波大学応用理工学類を志望した理由は、その学際性の豊かさにあります。材料開発を行っている研究室もあれば、小型の MRI の開発、たんぱく質、エレクトロニクス、バイオ etc…と自由度は非常に高いです。そのためなんとなく工学に興味があるけど、これといったものがない人でも、学ぶ中で自分の道を決めていくことができます。もしすでにやりたいことが決まっているのなら ARE を利用して早期に研究することも可能です。また私の立場からすると、高専で学んだ基盤をさらに発展させるためにも高専生には編入学を強くお勧めします。
また筑波大学では学類内にとどまらず、他の学類の授業をとることも可能です。これは、高専で勉強してきた私にとってとても新鮮で、芸術のデザインの授業はとても印象に残っています。普段専門としていない知識を得ることで、自分の考えが変わることを私は筑波大学にきて深く実感しました。
国際性の豊かさも筑波大学の魅力の一つだと思います。キャンパスを歩いて留学生とすれ違うことがない日はありません。彼らとの交流は、単に語学力の向上だけでなく、自分の知らない自分を見つけ出す非常に良い機会になるでしょう。私も、彼らとの交流を経てグルノーブル大学とのダブルディグリープログラムで一年間フランスに留学することを決めました。他にも、海外で研究する人を援助する奨学金等もあり、チャレンジする人を応援する制度も多く、自分次第でどんどん進むことができます。みなさんも、ぜひ筑波大学で一緒に学び、成長しましょう!