応用理工学類では「サイエンス×テクノロジー」の教育・研究を通して社会の変化に対応できる、想像力豊かな人材を養成します。

社会を支える新技術は、自然や物質の原理を理解する「サイエンス」と、それを社会に実装する「テクノロジー」の両輪で発展しています。

変化のスピードが速い現代社会において、新技術開発への要求は複雑かつ高度化しています。今後も続く変化に対応できる能力を身につけるためには、数学、物理学、化学、生物学などの「サイエンス」の幅広い学習を通して物事の本質を見抜く力を身に付け、その応用力や創造力としての「テクノロジー」を通して、既存の学問分野に捕らわれない未踏分野へ挑戦していく力を養うことが重要です。

応用理工学類では、1,2年生までは物事の本質を見抜く力を養成するために、自然科学の基礎的な「サイエンス」を幅広く学習します。その後、3,4年生で自分に合った専門分野(主専攻)を選び、そのなかで応用的な「テクノロジー」を学びはじめます。

応用理工学類では「サイエンス×テクノロジー」の教育・研究のための、幅広い主専攻があります

主専攻には、

  • 最先端計測を探求する「応用物理」
  • 将来のナノテクノロジーを切り開く「電子・量子工学」
  • 新機能をもつマテリアル(材料)を研究する 「物性工学」
  • 分子の立場から新物質を創製する「物質・分子工学」

があります。4年生では各専攻の研究室に所属し、先端科学技術に関する卒業研究を行い、未踏の「サイエンス×テクノロジー」に挑みます。

応用理工学類の各専攻にはさまざまな分野の教員がおり、専攻間の連携も活発ですので、自分の興味にあった分野を自由に選ぶことや、複数の分野にまたがった研究に携わることができます。

このめずらしい体制により、理学や工学、物理や化学や生物などといった従来の枠にとらわれない分野横断的な「サイエンス×テクノロジー」の教育と研究が可能になっています。

これにより、変化の大きな社会で要求される、応用力や創造力、柔軟な対応力を養成します。